今年も開催しました!「ウルシの芽」を食べる会!!
場所は埼玉県蓮田市にある漆畑(運営:埼玉に漆を植える会)です。
私たちも計画当初から参加協力している植栽活動の地で、漆作家の加藤那美子さんが立ち上げて活動しています。
まずは主催者からご挨拶!
2人のTシャツ、それぞれかわいいでしょ
ウルシスト® 加藤千晶(左)と うるし劇場の加藤那美子(右)
埼玉の加藤姉妹!?(笑)
まずは那美子さんをガイドにみんなで漆畑内ツアーへ!
いよいよ大地と水と空の恵み、ウルシの芽の採取します!!
ナミコ隊長 から「中心じゃなくて脇芽を採ってくださいねー」と指示。
はい、天ぷら会はただ美味しいところを食べるだけではなくて、#脇芽かき の意味もあります。と言っても、成長の良い埼玉のウルシたち。とても食べきれないくらい脇芽がいっぱいある!
嬉しいことに、漆芸家で東京藝術大学名誉教授の 三田村有純先生 もご参加くださり、よく育ってるねぇとお褒めいただきました。
「かぶれるかもしれないから手袋してねー」の声に恐る恐るだったのは最初だけ。エネルギーたっぷりの若い芽に元気をもらってみんな楽しそう!
あれ?生で食べてる人いません??(笑)
さていよいよ、採れたてのウルシの芽は、畑に設置した特設キッチンで天ぷらへ!
揚げると緑がキレイに浮き上がります!
ウルシの新芽の天ぷらは、言うなれば山菜の天ぷらのような味わいです。
締めくくりは天ぷらではなく、なんとウルシを茹でておひたしに!
そして、ゆで汁はウルシのお茶として。
念のため、口の周りにつかないよう気をつけて食べてみました、、
美味しい!!
お醤油とおかかがあったら、さらに美味しかったはず!
最後に三田村有純先生が、漆の現状や、漆の食用、薬用の可能性についてお話くださいました。
漆の乾燥枝チップは漆入り参鶏湯 #オッタク 用に使われ、韓国では市販されているそうです。
出汁になるこの枝チップ、なんと食べられるのだそうです!
木の中心部分は柔らかく、そして内樹皮の部分も美味しいと。。試しに芯のところをそのまま食べてみたら…、確かにフカフカでした!
そのほかに漆を使った石鹸やクリームなども。
ハングルが読めず詳細は分からなかったですが、
漆の持つ抗菌性、抗ウィルス性を考えると、漆にはまだまだ多くの可能性があると思いました。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
引き続き、漆の木が元気に育ってくれること、来年もたくさんの新芽に出会えることを願って!
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