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「ウルシの芽」を食べる会2023

今年も開催しました!「ウルシの芽」を食べる会!!


場所は埼玉県蓮田市にある漆畑(運営:埼玉に漆を植える会)です。

私たちも計画当初から参加協力している植栽活動の地で、漆作家の加藤那美子さんが立ち上げて活動しています。



まずは主催者からご挨拶!

2人のTシャツ、それぞれかわいいでしょ

ウルシスト® 加藤千晶(左)と うるし劇場の加藤那美子(右)

埼玉の加藤姉妹!?(笑)



まずは那美子さんをガイドにみんなで漆畑内ツアーへ!



いよいよ大地と水と空の恵み、ウルシの芽の採取します!!


ナミコ隊長 から「中心じゃなくて脇芽を採ってくださいねー」と指示。

はい、天ぷら会はただ美味しいところを食べるだけではなくて、#脇芽かき の意味もあります。と言っても、成長の良い埼玉のウルシたち。とても食べきれないくらい脇芽がいっぱいある!


嬉しいことに、漆芸家で東京藝術大学名誉教授の 三田村有純先生 もご参加くださり、よく育ってるねぇとお褒めいただきました。



「かぶれるかもしれないから手袋してねー」の声に恐る恐るだったのは最初だけ。エネルギーたっぷりの若い芽に元気をもらってみんな楽しそう!


あれ?生で食べてる人いません??(笑)






さていよいよ、採れたてのウルシの芽は、畑に設置した特設キッチンで天ぷらへ!




揚げると緑がキレイに浮き上がります!

ウルシの新芽の天ぷらは、言うなれば山菜の天ぷらのような味わいです。



締めくくりは天ぷらではなく、なんとウルシを茹でておひたしに!

そして、ゆで汁はウルシのお茶として。



念のため、口の周りにつかないよう気をつけて食べてみました、、

美味しい!!

お醤油とおかかがあったら、さらに美味しかったはず!




最後に三田村有純先生が、漆の現状や、漆の食用、薬用の可能性についてお話くださいました。





漆の乾燥枝チップは漆入り参鶏湯 #オッタク 用に使われ、韓国では市販されているそうです。

出汁になるこの枝チップ、なんと食べられるのだそうです!

木の中心部分は柔らかく、そして内樹皮の部分も美味しいと。。試しに芯のところをそのまま食べてみたら…、確かにフカフカでした!



そのほかに漆を使った石鹸やクリームなども。

ハングルが読めず詳細は分からなかったですが、

漆の持つ抗菌性、抗ウィルス性を考えると、漆にはまだまだ多くの可能性があると思いました。



参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

引き続き、漆の木が元気に育ってくれること、来年もたくさんの新芽に出会えることを願って!





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